一粒万倍日

 

 

9月第4週の手紙より

 

● 新しい畑の一部です。段々畑で、4段、あります。

これは、一番下の畑です。

ここは散歩道に面しているので、通りすがりの人に、何を植えるの?とよく聞かれます。

小さかった苗が、どんどん大きくなる葉をみて、「え?これ、か、かぼちゃ?いまから?」と戸惑っていました。はい、コリンキーです。若どりして、生 でたべられるかぼちゃです。といっても、わかったようなわからないような感じでした。秋も少しとれます。

 

 

 

●年がら年中種まきをしていると、さすがに不思議な法則に気づきます。

種をまく時期が、満月に向かうときより、新月に向かうときのほうが、不思議とよく発芽します。

 

月パワー、あるようです。

 

 

●昨日、偶然見つけた旧暦が書いてある農業用カレンダーに、「一粒万倍日」と、いう日を発見しました。

月に5回くらいあります。

なにかな?と調べてみると、その日は、宝くじをかったり、種をまいたり、開店したりと何かを始めるのにいい日らしいです。

そんな日があったとは!!しかも、今日!さっそく遅れていたたまねぎの種をまきました。

 

 

寒くなる前の9月10月の種まきで、来年の早春までの野菜のできが決まります。なので、種の発芽や生育は、祈るような気持ちになります。でも焦って種をまいたり、無理してもなぜかうまくいきません。

 

農業には今のカレンダーより、より自然に即した旧暦が向いているとよくききます。昔のひとの知恵を借りながら、自然の力にゆだねるような野菜づくりができるといいです。

そうすると野菜もおいしくなります。